音を取り戻したバイオリン!
セブンスピリット
こんにちは!インターン生の向井です!
1月初めは降り続いていた雨もだいぶ落ち着き、乾季に向かって日に日に太陽のパワーが増しているセブ島です。
さて、わたしはこれまで3回、バイオリンメンバーとして、セブンスピリットが主催するUUUオーケストラプロジェクトに参加してきました。
2年前初めて参加した時は、バイオリンの寄付楽器がスタジオになかったため、わたしの楽器を珍しそうに触っていた子どもたち
その後日本のみなさまからのバイオリンの寄付により、1年半前から子どもたちとバイオリンで共演できるようになりました!ありがとうございます!
会うたびに成長する子どもたちの姿に、いつも涙腺が緩みます。
母のような気持ちです。笑
さて、こうして子どもたちの成長に喜びながらも、ずっと気になることがありました。
それは、直す必要がある楽器が直せていないという現状。
バイオリンを一つ修理に出すだけでも相当な金額がかかるため、全てには手を回せません。
まだまだ西洋楽器の浸透していないセブにはリペア師もいません。
子どもたちは、壊れたままの状態でよく楽器を使っていました。
中には壊れたまま使えずにお蔵入りしている楽器も…
子どもたちの楽器をどうにかしたい…
…
…
…そっか!わたしがリペアできればいいんだ!😳
一刻も早く子どもたちの楽器をいい状態にしたい短気なわたしは、そんな思いつきからリペアを教わることにしました。笑
「フィリピンの楽器をなおしたいからリペア教えてください!」
こんなぶっとんだお願いを引き受けてくださったのは、わたしの地元、愛媛にある『仲田弦楽器工房』の仲田さん。
なんども工房にお邪魔してリペアを教えていただき、時にはリペアグッズもいただきました!
本当にありがとうございます!
おかげさまで現在、セブンスピリットの二つの楽器の修理を終えたところです!
「壊れてるけど、この楽器がいいの…」と壊れたままの楽器を使っていたGrace。
久しぶりに傷が治った楽器を手に、嬉しそう✨
「この楽器、すごく良かったのに、1年前に壊れて使えなくなっちゃって…」
と言っていたのはMax。
あちゃー、これは手こずるかも…と思いましたが、
なんとかリペアが成功し、1年ぶりに手にした楽器にこの表情☺️
みんなそれぞれの楽器に思い入れがあるんですね。
だからこそ、リペアしながら長く子どもたちが楽器を使っていけるようになれたらいいなと願っています。
しかし、まだまだリペア歴も浅いためにわたしにできるリペアは限られています。
我こそは子どもたちのためにセブにリペアしにいくぞ!という方、いらっしゃいましたらどうぞご連絡ください!
ご協力よろしくお願いします!
ご連絡はこちらから☞info☆seven-spirit.or.jp
※☆を@にかえて送信してください!
➖おまけ➖
興味津々に作業を覗き込む子どもたちに「やってみる?」と膠をつける作業に挑戦してもらいました!
初めての感触に、ニヤニヤする子どもたちとスタッフ
自分の手でなおすのも、貴重で大事な経験!
これからも楽器を大切にね!✨