20曲超え!?のコンサート
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皆さん、こんにちは!セブンスピリットで4月からインターン中の大橋早由里です。
去る6月10日、子ども達はセブ市内にあるSM Consolacionという大きなショッピングモールで演奏をさせていただきました。少し時間が空いてしまったのですが、今回はその様子を皆さまとそして現在帰国中の職員、永田(@ trombonemusic11)にもシェアしたいと思います!
今回のコンサート
今回は「美女と野獣」、「リトルマーメイド」、「アナと雪の女王」などのディズニー音楽や「ミッションインポッシブル」、「TOMORROW」などの映画音楽を含めた、なんと20曲以上もあるプログラムでした。
知っている曲が流れると道行く人が足を止め、子ども達の演奏に耳を傾けていました。中には指揮を真似したり、知っている曲を一緒に口ずさんだり、保護者だけでなく一般の方も楽しんでもらえたことがよかったです。特に「We are the world」は子どもから年配の方まで大盛り上がりでした。
スマホをいじりながら歩いていた人も、うつむきながら歩いていた人も演奏を聞くと笑顔になり、音楽には人々を幸せにする不思議な力があるのだと改めて感じた瞬間でした。今後も様々な場所で公演を行い、フィリピンの方々にもセブンスピリットのことをもっともっと知ってもらえたらと思っています。
子ども達の様子
本番が始まる前は子ども達同士で「20曲以上なんて長すぎる」「体力が持たない」など話したり、私に「演奏を交代してよ!」なんて冗談を言ってくる子もいました。
ですが本番が始まると一転。非常に真剣な眼差しに変化します。演奏中の彼らは生き生きとしていて本当に音楽が好きなのだということが伝わってきました。
本番終了後、感想を聞いてみると
「舞台で演奏するのは気持がいいし、日ごろの練習のモチベーションにも繋がる」
と話していました。
この頼もしい話を聞いて、彼らの成長がますます楽しみです!
本番後のお楽しみ
さて、本番が終わった後はご褒美もかねてはJollibeeに行きます。Jollibeeはフィリピンで最も有名なファストフード店で、フィリピン人はみんな大好きです(おそらく)!
美味しいもの食べているときは本当に幸せそうです。
ちょっとしたハプニング
本来であれば大きめのバスをチャーターするはずだったのですが、なぜかキャンセルされてしまい、行きも帰りも急遽何人かのグループに分かれてジプニーで行くことになってしまいました。
(ちなみにジプニーとはフィリピン全土に普及している乗り合いバスのことで、電車が走っていないセブ島では最もポピュラーな乗り物です。)
ここフィリピンでは、日本ではあり得ないようなことがしょっちゅう起こり、こういうことが起こると良くも悪くも、私は本当にフィリピンに来たのだなと実感します。
楽器を抱えて狭いジプニーに1回あたり20人近くの子ども達とスタッフが乗り込んで移動しました。
心が狭く、短気な私は若干イラっとしてしまったのですが、子ども達はへっちゃらです。むしろハプニングを楽しんでいるようにも思えました。
「どんな状況でも笑顔に変える」というフィリピン人マインドをいつも教わっています。
マニラに向けて
この度2018年7月にマニラで開催されるCCP ORCHESTRA & BAND FESTIVALに招待していただくことが決定いたしました。Cultural Center of the Philippinesというフィリピン文化センターが主催する、フィリピンで最も大きな音楽イベントです。PPO(フィリピン・フィルハーモニック・オーケストラ)といった国家のプロオーケストラが中心となって行われる当イベントに参加できることは、子どもたちにとっても大きな財産になります。
現在子どもたちは、マニラへの公演に向けて今まで以上に真剣に練習に取り組み、一回あたりの練習で目一杯吸収しようという強い思いが伝わってきます。練習後も苦手なパートは子ども達同士で教え合い、日々努力中です。
今回の音楽祭に参加するにあたり、すでに多くの皆さまからご支援・ご声援をいただいていますこと、心より感謝申し上げます。
子ども達の夢を叶えるために、引き続きご支援お願いいたします。
ご支援のお問い合わせは下記のアドレス、もしくはfacebookのメッセンジャーから承っております。
1. cebu@seven-spirit.or.jp(田中)
2. NPO法人セブンスピリットfacebookアカウント
せっかくいただいたチャンスを無駄にしないように全力で頑張っていきます。
これからもどうぞ応援をお願いいたします。
セブンスピリット・インターン
大橋早由里