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明るい未来へ~最近の出来事

ブログ

Posted on 2019.02.27


みなさんこんにちは。事務局長の永田です。
早いもので3月に入りました。

2月19日のNHK-BS1の放送をご覧いただきありがとうございました。
団体の代表メールにはみなさまからの感想のメッセージ、楽器の寄付、サポーター会員のお問い合わせも多くいただいております。ありがとうございました。
今回のブログでは最近の出来事についてお話していきたいと思います。


イナヤワン地区の火災

2月17日(日)の午後、私達も音楽教室を行っているイナヤワンで火災が発生しました。セブンスピリットの代表と社会福祉士が現場に駆けつけて緊急に住民が必要なものを購入して受け渡しました。30棟が焼けて音楽教室に通う女の子のお宅も焼けてしましました。代表がFacebookで呼びかけたところ、セブの語学学校IDEA様をはじめ、多くの方から支援物資が集まりました。ご協力ありがとうございました。引き続き、必要な支援を継続していき、その状況をお伝えできればなと思います。

イナヤワン火事



オーケストラ・プロジェクト

今回で13回目となるフィリピンの子どもたちのためのオーケストラ・プロジェクト、今回は55名の方に参加していただきました。始まってから数年が経ち担当するスタッフも変わっていき、雰囲気も新しくなってきている気がします。これからも音楽に真摯に向き合う姿勢を、音楽の楽しさとともに子どもたちに伝えていって欲しいと思います。

最終こんさーと3



パシル2
パシル地区の音楽教室の子どもたちの初ステージ。きっと多くの人の前に立つのは人生で初めてだったと思います。みんな堂々と演奏できていました!


イナヤワン キッヅ
イナヤワンの子ども達は音楽を始めてもうすぐ1年、演奏できるレパートリーも増えてきました。




オーケストラの子ども達は今回はクラシック音楽、吹奏楽オリジナル曲、映画音楽、ディズニーと幅広いレパートリーに取り組みました。

なぜ練習をするのか?「しっかり練習と準備をして、きれいな音を出せるようになったり、美しく旋律を演奏できるようになって、演奏する音楽をしっかり理解するともっと演奏することが面白くなるよ」ということを、よく子どもたちに話すのですが、その事を年長の子どもたちを中心に理解してきてくれているのでオーケストラの演奏もグレードアップしてきています。

最終コンサートを行ったのは2015年第6回目のプロジェクトでも訪れた寮制の男子校でした。生徒数も多いので盛り上がっていたと思います。

最終コンサート

最終コンサート2


日本からの参加者の皆さんもまたセブに来て音楽を通した交流をお楽しみください!



ヨーロッパからの訪問者

イタリア人

上記のイナヤワン火災の緊急物資も寄付してくださったセブの語学学校IDEAのフィリピン人の職員さんがイタリア人男性を連れて音楽スタジオに来られました。お話をうかがうと今年の夏にイタリアの高校生向けに英語サマーキャンプをセブで行う予定でそのための視察に来られているということでした。
せっかくのイタリアからのお客さん、イタリアの音楽をと思い、イタリアの作曲家マスカーニのカヴァレリア・ルスチカーナの間奏曲を子どもたちは披露、とても喜んでいただきました。
実はセブンスピリットでは世界中から訪問者が来られたときのために各国の音楽を練習しています。例えばアリラン(韓国・朝鮮)、ジャスミン・フラワー(中国)などを用意しています。これから徐々に増やしていく予定です。
夏には音楽をやっているイタリアの高校生との交流ができそうです。セブンスピリットの子どもたちが音楽を通して世界中に友達を作り、その輪がどんどん広がっていくことを私は願っています。



「スラム街 希望のオーケストラ」

NHKの放送では子どもたちの生活、気持ち、将来の目標を中心に番組にまとめていただきました。私も放送から少し遅れて観ることができました。

ニコル
フルートのニコルはお母さんが中東に出稼ぎに行っています。フィリピンの成人のうちの約10%が国外で働き母国に送金をしています。家族を養うためとはいえ会えない時間が長いとお互い辛いものだと想像します。


RJ
トランペットのリアンは父親のこと、家事や下の兄妹たちのお世話をしなくてはいけないこと、セブンスピリットにもっと来たいという葛藤を抱えていました。


ジョバンニ
そしてトロンボーンのジョバンニは大学進学を目指して日々、学業とトロンボーンの練習に勤しんでいます。
番組に取り上げられたのは3人だけですが、それぞれの子どもたちには人生があり毎日、悩んだり、喜んだり、悔しい思いをしたり、怒ったり、泣いたり、笑ったり、葛藤して生きているのです。

そういったそれぞれの人生の一部分にセブンスピリットが関われているというのは尊いものであり、貴重なものです。また子どもたちにとってセブンスピリットが安心できて居心地のよい居場所であるように続けていきたいと思います。



関わり続けるということ

スタディーツアーの参加者の方の前ではよく寄付の話をします。そうすると人生で初めて寄付の話を誰かと話したという声をよく聞きます。確かに寄付は日本人にとって身近ではないですね。

「寄付」という言葉を「応援する」「関わり続ける」と置き換えられないでしょうか。セブンスピリットでは月々1.000円から活動を応援していただくサポーター会員を募集しています。またSNSで拡散していただいたり、楽器の寄付をして頂くのも嬉しいです。ぜひこれからも長く関わり続けていただき子どもたちの成長を、一緒に見守っていただければ嬉しいです。

最後になりましたがいつも応援していただいているみなさま、本当にありがとうございます。なかなかゆっくりお話しする機会がありませんがいつも子どもたち、スタッフ一同感謝しています。またお会いできる日を楽しみにしています。これからもよろしくお願いいたします。


セブンスピリット
事務局長 永田正彰

NPO法人セブンスピリットは、フィリピンを拠点に音楽・スポーツ教育活動を通して子ども達のライフスキル(=生きる力)の育成に取り組んでいます。
わたしたちのミッションや、拠点とするフィリピンの子ども達が置かれる状況についてはこちら
音楽・スポーツ教育活動の詳細につきましては、こちらをご覧ください。

また、セブンスピリットは皆様からのさまざまな形での支援をお願いしております。
支援の方法につきましては、こちらをご覧ください。