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おもいでの運動会!

イベントセブンスピリット

Posted on 2015.08.29

こんにちは。インターンの大森です。

セブの雨季は大変気まぐれで、真夏のような晴れの日が続いたと思いきや、突然土砂降りの雨が通り過ぎたりします。
八月十六日もお昼から突然雨が降りだす空模様でしたが、雨に負けない子ども達の元気な声が、学校の体育館から響きわたっていました。

この日は、一般社団法人スポーツフォーキッズジャパンとの共同主催による、スポーツワークショップの一貫として運動会を開催しました。
このワークショップでは、日本の大学生が一週間ほどセブに滞在し、小学校の授業に参加したり、セブンスピリットキッズと運動会種目の練習を行ったりしました。
普段は音楽スタジオで真剣に音楽学んでいる子ども達ですが、体を動かすことも大好きで、練習終わりにスタジオを駆けまわっていることも多く、運動会の練習に参加するだけでも、興奮冷めやらぬ様子でした。

待ちに待った運動会当日。子ども達だけでなく、保護者の方も多く駆けつけてくださいました。
応援合戦の後はパン食い競争。上からぶら下げられたスナック菓子を、手を使わずに必死で口にくわえようとする我が子の姿に、保護者の方は大笑い。子ども達も終始笑顔でした。

 

障害物競争では見事なハイジャンプを決める子もいたり、普段の音楽教室では見られない別の一面を見ることが出来ました。

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二人三脚など二人一組で行われる競技もあり、お互いを気遣いあいながら、競技を楽しんでいました。

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保護者の方々も負けていません。綱引きや玉入れ、大玉送りでは、子ども達に負けず劣らずの本気度を見せてくださいました。

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最後は組体操。慣れない体勢に慎重になりつつも、同じく組になった相手と協力し合い、どの子も最後はピシっと決めてくれました。

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四色のチーム対抗戦で行いましたが、競技が進むに連れて「go!チームレッド!」などの掛け声が増え、チームの団結力がだんだんと強くなっていくのを感じました。
最終的には赤チームが優勝し、トロフィーの授与が行われました。

この一週間を通じて、競技を通じて、お互いを思いやること、信頼すること、
チーム優勝という目標のために、他のメンバーを全力で応援すること、
スポーツを楽しむことで、さまざまなことを自然と学べたのではないかと思います。
運動会後に、フィリピン人スタッフの一人が言っていました。
「勝者も敗者もいない。みんな楽しんでいたのでよかった。」
最初から最後まで笑顔の絶えなかったこの日は、子ども達にとってもスタッフにとっても思い出の一日となりました。

NPO法人セブンスピリットは、フィリピンを拠点に音楽・スポーツ教育活動を通して子ども達のライフスキル(=生きる力)の育成に取り組んでいます。
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